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「巧妙」の意味と使い方や例文!良い意味?悪い意味?(類義語・対義語)

【二字熟語】
巧妙

【読み方】
こうみょう

【意味】
すぐれてたくみなこと。

【語源・由来】
「巧」は「たくみ。じょうずである。また、わざ。うでまえ。」「妙」は「たくみな。くわしい。念入りな。」「巧妙」は「すぐれてたくみなこと」という意味。

【類義語】
上手、巧み、手練、腕利き、絶妙、老巧

【対義語】
下手、稚拙

「巧妙」は、良い意味?悪い意味?

巧妙」は、「巧妙な手口」「巧妙に隠す」「巧妙に言い逃れる」など悪い意味で使うことが多いです。

しかし「巧妙な花の画を見せられたものは大抵自然の花の如く美しいと嘆美する。(有島武郎『描かれた花』)」のように、良い意味で用いることもあります。

巧妙」は良い意味と悪い意味両方で用いられますが、一般的に悪いイメージが強いので、誤解を避けたい場合は「上手」「巧み」「手練」「腕利き」「絶妙」「老巧」などを使いましょう。

巧妙(こうみょう)の使い方

ともこ
最近、巧妙な手口の詐欺が増えているわよね。
健太
この前、募金をしたら義援金詐欺だったんだよ。
ともこ
人の善意につけこんで詐欺を働くなんて許せないわよね。
健太
巧妙な手口に対抗して騙されないように賢くならないとだめだよね。

巧妙(こうみょう)の例文

  1. 巧妙なトリックでなかなかアリバイを崩せなかった。
  2. 真実は巧妙に隠されていた。
  3. 巧妙な手段で犯罪が行われた。
  4. ともこちゃんが腕組をしている時は、何か巧妙な策略を考えている時だ。
  5. 巧妙な計画が立てられていた。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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