畏敬の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
畏敬
【読み方】
いけい
【意味】
崇高なものや偉大な人を、おそれうやまうこと。
「畏敬」という言葉は、崇高なものや偉大な人に対して、敬いつつも心の中で畏れるという意味があるんだよ。
そやな、それは「すごい人やものを、尊敬しつつも、ちょっとこわいと思う」って感じやな。
たとえば、スーパーヒーローや偉大なリーダーみたいな人に対して、すごく尊敬するけど、そのすごさにちょっとドキドキする、ってことやろな。
【語源・由来】
「畏」は「うやまい、かしこまる。」
「敬」は「身を引き締めてうやうやしくする。うやまう。」
【類義語】
尊敬、敬業
【対義語】
軽侮、侮蔑、冒涜、不敬
畏敬(いけい)の解説
カンタン!解説
「畏敬」っていう言葉はね、とても偉大な人やすごく素晴らしいものを見たときに、それがあまりにもすごいから「すごいなあ、ほんとうに立派だなあ」と思って、ちょっぴり怖がったり、すごく尊敬したりする気持ちのことを指すんだよ。
例えば、自分の大好きな作家さんやスーパーヒーロー、あるいはすごく立派な山やビルなどを見て、「わあ、本当にすごいな、尊敬するなあ」と思うとき、それがまさに「畏敬の念を抱く」っていう状態なんだよ。
だから、「畏敬」っていうのは、すごいと思って尊敬し、少し怖がるような気持ちを表す言葉なんだね。
畏敬(いけい)の使い方
自然ってすごいよね。
畏敬の念を抱くわよね。
人間が破壊しても、人間に恵みをもたらしてくれるもんね。
全世界の人に、自然への畏敬と限りある資源を大切に思う心を育てる教育をしていかないとだめよね。
畏敬(いけい)の例文
- 宇宙の神秘に畏敬の念を抱く人は多い。
- 神様を畏敬する。
- その話を聞き畏敬の念にうたれた。
- 畏敬の念を起こさせる眺めだ。
- 健太くんはともこちゃんに畏敬の念を抱いていた。
「畏敬の念」とは?
「畏敬」は「畏敬の念(いけいのねん)」という表現で使われることがあります。
「畏敬の念」とは「おそれうやまう気持ち」のことをいいます。
神仏や人間だけでなく、大自然や建造物などに対する「おそれうやまう気持ち」にも使われます。
「畏敬の念」という言葉は、「深く敬い、尊重する気持ち」を表すんだよ。
すなわち、「とても尊敬して、恐れ多いと思う感情」のことを指すんだ。
ああ、そうか。それは「めっちゃ尊敬して、ちょっとドキドキするくらいの気持ち」ってことやな。
すごい人やすごいものの前に立つときに感じる、あのなんとも言えない尊敬と畏怖の混じった感じやな。この言葉、深いな。
この場合の「おそれ」は恐怖の心ではなく、「畏敬の念」を抱く対象の偉大さや崇高さ、荘厳さに圧倒される気持ちのことをいいます。