【二字熟語】
執念
【読み方】
しゅうねん
【意味】
ある一つのことを深く思いつめる心。執着してそこから動かない心。
【語源・由来】
「執」は「とりついて離れない。」
「念」は「思い詰めた考えや気持ち。思い。」
【類義語】
信念
【対義語】
断念
執念(しゅうねん)の使い方
信長についての本を読んでいると、天下統一への執念を感じるよね。
男のロマンだったんでしょうね。
僕も天下統一してみたかったな。
健太くんは足軽で終わるわよ。
執念(しゅうねん)の例文
- 事件の解明に執念を燃やしている。
- 健太くんの執念が実った。
- 最後の最後まで執念を見せつけたいい試合だった。
- 王座奪還に執念を燃やしている。
- 健太くんは意外と執念深い。
「執念」と「執着」の違いは?
「執念」に似ている語に「執着(しゅうちゃく)」があります。
「執着」は「しゅうじゃく」とも読み、「一つのことに心をとらわれて、そこから離れられないこと。」という意味です。
「執念」は、「執着」する事柄に対して諦めない気持ちを表す語なので、一つのことにとらわれることをいう「執着」とは意味が違います。