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「随一」の意味と使い方や例文!「逐一」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
随一

【読み方】
ずいいち

【意味】
①(もと仏教語)多数の中の一つ。
②多くのものの中の第一。第一番。さきがけ。

【語源・由来】
仏教語で多数の中の一つという意味から、多数の中のものの第一番という意味に転じた。

【類義語】
第一位、第一番

【対義語】
平凡

随一(ずいいち)の使い方

ともこ
健太くん、喧嘩をしたんですって?
健太
学校随一と呼ばれる人と喧嘩をしてどっちが強いか試してみたかったんだ。
ともこ
チャレンジ精神を発揮するなら、違うことにしておきなさいよ。
健太
深く反省しているよ。

随一(ずいいち)の例文

  1. 彼女は当代随一の作家だ。
  2. そのチームのリリーフ陣はセリーグ随一だ。
  3. 日本随一の名勝地といっても過言ではない。
  4. 健太くんは関西随一の空手家を自称している。
  5. 全国随一の規模で行われる祭りです。

「随一」と「逐一」の違いは?

随一」に似ている語に「逐一」があります。

逐一」は「順を追って一つ残らず取り上げていくこと。何から何まで全部。いちいち。副詞的にも用いる。」という意味です。

逐一」は、「逐一報告する。」というように、何から何まで全部という意味です。

対して「随一」は第一番を表す語なので意味が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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