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「裁量」の意味と使い方や例文!「裁量権が大きい」とは?(類義語)

【二字熟語】
裁量

【読み方】
さいりょう

【意味】
その人の考えによって判断し、処理すること。

【語源・由来】
「裁」は「是非善悪を判断して決める。処理する。」
「量」は「おしはかる。」

【類義語】
決裁、裁断

裁量(さいりょう)の使い方

ともこ
誰をスタメンにするかは、健太くんの裁量に任せたわ。
健太
責任重大だな。
ともこ
優勝できるメンバーにしてね。
健太
プレッシャーがすごいな。

裁量(さいりょう)の例文

  1. 裁判所の裁量にゆだねられた。
  2. その件は健太くんの裁量に任せるよ。
  3. 校長先生の裁量で執行できる予算です。
  4. 労働時間は従業員の自由裁量に任せています。
  5. 補助金の使い方は地方自治体の自由裁量に任された。

「裁量権が大きい」とは?

裁量」は、「裁量権が大きい」という表現で使われることがあります。

裁量権が大きい会社に入社したいと考える若者が増えています。」というように使われます。

裁量権が大きい」とは、「幅広いことで、意思決定権が自分にある」という意味です。

裁量権が大きい」会社に入社すると、若いうちから責任ある仕事を任せてもらえる、企業の意思決定に関わることができるという利点があります。

しかし、仕事を任せてもらえる分、長時間労働になる可能性があります。

若いうちにいろんな経験を積んでおきたいと考える人は、「裁量権が大きい」会社が合っていると考えられます。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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