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「浅慮」の意味と使い方や例文!「短慮」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
浅慮

【読み方】
せんりょ

【意味】
考えの浅いこと。あさはかな考え。

【語源・由来】
「浅」は「知識・思慮が乏しい。あさはか。」
「慮」は「あれこれと思いめぐらす。思い。考え。」

【類義語】
浅薄、短慮

【対義語】
深慮

浅慮(せんりょ)の使い方

健太
若い校長先生っていないね。
ともこ
若いと浅慮で優柔不断だったりして、人の上に立つにはふさわしくないんじゃないの。
健太
校長先生には、人生経験を積んでいる深慮な人がふさわしいよね。
ともこ
その方が生徒も親も安心よね。

浅慮(せんりょ)の例文

  1. 自らの浅慮を恥じる。
  2. 先生に口答えするとはいかにも浅慮だった。
  3. 世間の噂を鵜呑みにするとは浅慮だ。
  4. 君の浅慮な判断でみんなが迷惑している。
  5. 言い分を聞かずにいきなり怒鳴るのは浅慮だったね。

「浅慮」と「短慮」の違いは?

浅慮」に似ている語に「短慮(たんりょ)」があります。

短慮」は
①考えがあさはかなこと。思慮の足りないこと。また、そのさま。(例:短慮な行動をつつしむ。)
②気の短いこと。また、そのさま。短気。せっかち。(例:短慮を起こす。短慮性急な人。)

という意味です。

浅慮」も「短慮」も考えが浅いという意味があります。

しかし、「短慮」は気が短いという意味があり、「浅慮」にその意味がないという点が違います。