【二字熟語】
短慮
【読み方】
たんりょ
【意味】
①考えがあさはかなこと。思慮の足りないこと。また、そのさま。
②気の短いこと。また、そのさま。短気。せっかち。
【語源・由来】
「短」は「つたない。欠ける。おとる。」
「慮」は「あれこれと思いめぐらす。思い。考え。」
【類義語】
浅薄、浅慮
【対義語】
深慮
短慮(たんりょ)の使い方
健太くん。元気がないわね。
昨日、父さんが短慮を起こして、ちゃぶ台をひっくり返したんだよ。
大変ね。
短慮な男は厄介だよ。
短慮(たんりょ)の例文
- 短慮な行動は慎んだ方が良い。
- 健太くんは短慮な男だ。
- 短慮を起こしてはいけない。
- それはあまりに短慮な振舞いだ。
- 自分の短慮さを反省する。
短慮軽率(たんりょけいそつ)とは?
「短慮」を使った四字熟語に「短慮軽率(たんりょけいそつ)」があります。
「短慮軽率」は、「よく考えないで、軽はずみに物事を決めたり、行動したりすること。また、そのさま。」という意味です。
「軽率」は、「物事の善悪や成否などをよく考えずに決めたり、行動したりすること。また、そのさま。」をいいます。
類義語に「軽佻浮薄(けいちょうふはく)」、対義語に「深謀遠慮(しんぼうえんりょ)」があります。