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「対案」の意味と使い方や例文!「代案」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
対案

【読み方】
たいあん

【意味】
すでにある提案に対して示す、別の案。

【語源・由来】
「対」は「向かい合う。二つが向き合う。」
「案」は「かんがえる。かんがえ。計画。」

【類義語】
代案

【対義語】
同一案

対案(たいあん)の使い方

ともこ
健太くん。反対、反対っていうばかりじゃない。
健太
だって反対なんだもん。
ともこ
反対ならば、対案を出してよ。
健太
あったら出しているよ。

対案(たいあん)の例文

  1. 納得させられる対案が出せていない。
  2. その案に、批判や対案が出された。
  3. 自然を保護したい反対派は対案を提出してきた。
  4. その市民グループは対案を主張した。
  5. 野党が対案を提示した。

「対案」と「代案」の違いは?

対案」に似ている語に「代案(だいあん)」があります。

代案」は、ある案の代わりに出す案という意味です。

対案」も「代案」も、別の案という意味は同じです。

しかし「代案」は、「代案を用意しておく」のように、最初の案がだめだった場合の案という意味で使われます。

対して「対案」は、ある相手の案に対抗して出す案のことをいうので意味が違います。

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