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「深慮」の意味と使い方や例文!「深慮遠謀」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
深慮

【読み方】
しんりょ

【意味】
深く考えをめぐらすこと。深い考え。深思。

【語源・由来】
「深」は「程度がふかい。」
「慮」は「あれこれと思いめぐらす。思い。考え。」

【類義語】
深思

【対義語】
浅薄、浅慮

深慮(しんりょ)の使い方

健太
今日は選挙の投票日だね。
ともこ
深慮遠謀に長けている政治家に投票したいわね。
健太
そんな人いるの?
ともこ
・・・いないわね。

深慮(しんりょ)の例文

  1. その選択には、僕たちには理解できない深慮があったようだ。
  2. 深慮遠謀なともこちゃんには、しっかりとした人生設計がある。
  3. そこには、健太くんの行く末を思うお母さんの深慮があったんです。
  4. この親睦会は、皆の士気を高めようという深慮があったようだ。
  5. 賢明な深慮によって決定されたことです。

深慮遠謀(しんりょえんぼう)とは?

深慮」を用いた四字熟語に「深慮遠謀(しんりょえんぼう)」があります。

深慮遠謀」は先のまた先の事までよく考えて、周到に計画を立て準備すること。

という意味です。

「健太くんは深慮遠謀ではなく、直感で行動したのだろう。」というように使います。

出典は『文選(もんぜん)』賈誼(かぎ)「過秦論)かしんろん」です。

【類語遠】
遠謀深慮(えんぼうしんりょ)

【対義語】
軽率短慮(けいそつたんりょ)

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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