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「撞着」の意味と使い方や例文!「自家撞着」とは?(語源由来・類義語)

【二字熟語】
撞着

【読み方】
どうちゃく

【意味】
①つきあたること。ぶつかること。
②つじつまが合わないこと。矛盾。

【語源・由来】
「撞」は「つき当たる。さしさわる。」
「着」は「ぴったりとくっつける。くっつく。つく。」

【類義語】
矛盾

撞着(どうちゃく)の使い方

ともこ
健太くんは100点をとりたいのよね。
健太
そうなんだ。
ともこ
じゃあ、一切勉強したくないっていうのは自家撞着じゃないの?
健太
自家撞着に陥っているって自覚してる。

撞着(どうちゃく)の例文

  1. 言うこととすることが自家撞着する。
  2. 健太くんの論旨は自家撞着している。
  3. ともこちゃんの意見と撞着した。
  4. 健太くんの話は矛盾撞着していた。
  5. 前後撞着した、頓珍漢な質問だ。

「自家撞着」とは?

撞着」を用いた四字熟語に「自家撞着(じかどうちゃく)」があります。

自家撞着」は、「同一人の文章や言動が前後食い違って、合わないこと。自己矛盾。」

という意味です。

自家」は自分自身という意味です。

「論理が自家撞着に陥る。」「自家撞着に終わる。」というように使われます。

「自己撞着」ともいい、類義語に「矛盾撞着(むじゅんどうちゃく)」「自己矛盾(じこむじゅん)」があります。