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「秀逸」の意味と使い方や例文!「秀悦」は誤字?(類義語)

【二字熟語】
秀逸

【読み方】
しゅういつ

【意味】
他にぬきんでて、ひいですぐれること、また、そのもの。

【語源・由来】
「秀」は「ひいでる。すぐれる。のびる。」「逸」は「足がはやい。抜きんでている。すぐれる。」このことから「秀逸」は「ひいですぐれる」という意味。

【類義語】
傑出、屈指、出色、卓抜、抜群

「秀悦」は誤字?

インターネット上の記事で「秀逸」の意味で「秀悦」を使っていることがありますが、「秀悦」という言葉は辞書には存在しません。

読み方が似ており「」には「よろこぶ」という良い意味が含まれることから、「秀逸」を「秀悦」と混同してしまったようです。

秀悦」という語は存在しないので使わないよう注意しましょう。

秀逸(しゅういつ)の使い方

健太
今日の展覧会は見ごたえがあったね。
ともこ
秀逸な絵ばかりだったわね。
健太
一枚でいいから家に飾っておきたいな。
ともこ
健太くんが一生がんばって働いても手に入れることは難しいと思うわ。

秀逸(しゅういつ)の例文

  1. ともこちゃんのアイディアは秀逸だった。
  2. この小説のラストは秀逸でおもしろかった。
  3. 秀逸な演技なのに脚本がだめだ。
  4. 秀逸な作品を多く残した作家だ。
  5. 彼女は秀逸な意訳をする翻訳家として有名だ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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