【二字熟語】
繁栄
【読み方】
はんえい
【意味】
豊かにさかえること。さかえて発展すること。
【語源・由来】
「繁」は「草木がしげる。物事が盛んになる。たくさん増える。」
「栄」は「さかえる。さかんになる。さかんにする。」
【類義語】
栄える、繁盛、にぎわう、富む
【対義語】
零落、衰微、没落、萎靡、凋落
繁栄(はんえい)の使い方
17世紀のオランダは、経済大国として繁栄を誇っていたんですって。
今はチューリップのイメージだよね。
そうね。日本もいつ衰退するかわからないわよね。
衰退しても、国民が笑顔でいられる国なら良いんじゃないかな。
繁栄(はんえい)の例文
- 国が繁栄するのは喜ばしい。
- 子孫が繁栄するように祈る。
- この街は、交通の要地として繁栄した。
- 皆様のご繁栄をお祈り申し上げます。
- アジアの繁栄と発展に貢献した。
「繁栄」と「繁盛」「栄える」の違いは?
「繁栄」に似ている語に「繁盛(はんじょう)」「栄える(さかえる)」があります。
「繁栄」と「繁盛」の違い
「繁盛」はにぎわい大いに栄えること。また、そのさま。はんせい。
という意味です。
「繁栄」と「繁盛」は、勢いが盛んになるという意味が同じです。
しかし、「繁栄」は、国や企業の勢いが盛んになることをいいます。対して、「繁盛」は、商売についていう場合が多い点が違います。
「繁栄」と「栄える」の違い
「栄える」は
①勢いが盛んになる。繁栄する。繁盛する。
②話が弾む。
という意味です。
「繁栄」と「栄える」は、勢いが盛んになるという意味は同じです。
しかし、「繁栄」は「栄える」とほぼ同じ意味で使われますが、商売に関して使われない点が違います。
「栄える」は幅広く使われます。