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「心労」の意味と使い方や例文!「心労がかさむ」ではなく「心労が重なる」?(類義語)

【二字熟語】
心労

【読み方】
しんろう

【意味】
あれこれ心配して心を使うこと。また、それによる精神的な疲れ。気苦労。気疲れ。

【語源・由来】
「心」は「こころ。精神。」
「労」は「精が尽きて疲れる。」

【類義語】
気疲れ、気苦労、心痛、ストレス

心労(しんろう)の使い方

健太
父さんが倒れてしまったんだよ。
ともこ
病気なの?
健太
長年の心労がたたったんじゃないかってお医者さんが言っていたよ。
ともこ
健太くんはいつもテストで0点をとるけど、あまり心配をかけないようにしないといけないわね。

心労(しんろう)の例文

  1. 心労のあまり床に伏した。
  2. 家庭のことで心労が絶えない。
  3. 心労をおかけしてすみません。
  4. 心労が重なって彼はついに病気になった。
  5. 彼女は心労でやつれてしまった。

「心労がかさむ」ではなく「心労が重なる」?

心労」を使った表現で「心労がかさむ」を見かけることがあります。

かさむ(嵩む)」は「体積・分量・数量が増える。」という意味で、「荷がかさむ」「本代がかさむ」というように「かさばる」という意味で使います。

なので、「心労がかさむ」よりも、「同じ事が繰り返し起こる。たびかさなる。」という意味の「重なる」を用いた「心労が重なる」という表現の方が適切です。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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