観覧の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
観覧
【読み方】
かんらん
【意味】
見物すること。
たとえば、花火やコンサートを見に行くのが「観覧」ってわけやねんな。簡単に言えば、「見物する」ことやな。
【語源・由来】
「観」は「対象を眺めて見る。見渡す。見物する。」
「覧」は「全体を視野に収めて眺める。広く見渡す。」
【類義語】
見物、見学
観覧(かんらん)の解説
「観覧」という言葉は、物事や場所、イベントなどを見に行くことを指す言葉なんだよ。
例えばね、博物館や動物園、花火大会やコンサートなど、何か興味深いものや楽しいイベントがあると、人々はそれを見に行くよね。そういうときに、その場所やイベントを「観覧する」というんだ。
「宝物館を観覧する」というのは、宝物館に行って、そこに展示されている貴重なものや美しいものを見ることを意味しているんだ。また、「観覧席」というのは、スポーツの試合やコンサートなどのイベントで、出演者やプレイヤーたちの活動を楽しんで見るための、特別に設けられた席のことを指す。この席は、一般的に良い視点や視野を持っていて、観客が内容をよく見ることができるように設計されているんだよ。
だから、「観覧」という言葉は、何かを見る、特に興味や楽しみのために何かを見る行為や、そのための場所を指しているんだね。
観覧(かんらん)の使い方
観覧(かんらん)の例文
- 選手の写真の悪用を防ぐため、一般観覧者の撮影が禁止となっています。
- 観覧していたが、途中で会社から呼び出され退席した。
- 観覧船で漁を間近で見ることができる。
- 事前に申し込めば、そのトークライブは誰でも観覧可能です。
- 番組の収録を観覧する。
観覧の文学作品などの用例
-
・・・で始めて、多数の公開観覧所が卑猥なものやあくどい際物で堕落し切っ・・・ 寺田寅彦「アインシュタインの教育観」
「観覧」と「鑑賞」の違いを解説
「観覧」に似ている語に「鑑賞(かんしょう)」があります。
「鑑賞」は、芸術作品などを見たり聞いたり読んだりして、それが表現しようとするところをつかみとり、そのよさを味わうこと。
という意味です。
「観覧」も「鑑賞」も、何かを見るという意味は同じです。
「観覧」は、「観」も「覧」も、見るという意味が含まれることから、見て楽しむことをいいます。
対して「鑑賞」の「鑑」は、「よしあしを見分ける。よく点検する。」、「賞」は、「めでる。楽しむ。」という意味です。
「鑑賞」は、主に芸術作品に対して使われ、味わいながら見ることをいう点が違います。
一方、「鑑賞」は芸術作品や音楽、文学などを深く考えて、その内部の美しさや意味をしっかりと感じ取る行為を指すんだよ。
一方で、「鑑賞」はもっと真剣やな。絵や音楽、映画や詩に対して、「うーん、これはどういう意味なんやろな?」って考えながら楽しむやつ。つまり、ただ見るだけやなくて、心の中でしっかり味わうんやな。違い、なんとなくわかったで!