読み方で悩みやすい漢字の一つに、「天晴」があります。
Q「天晴」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?
次の3択から選んでみて下さい。
天晴の読み方
- 「あっぱれ」
- 「てんせい」
- 「あっぱれ」と「てんせい」両方とも
このページでは、悩みやすい「天晴」の読み方や意味について詳しく解説していきます。
「天晴」の読み方は、「あっぱれ」?「てんせい」?
天晴の正しい読み方は、「あっぱれ」「てんせい」どちらなのでしょうか。実際に読もうとすると難しいと感じるかもしれませんね。
「天」の音読みには「テン」、訓読みには「あめ」「あま」「そら」があります。また、「晴」の音読みには「セイ」、訓読みには「は(れる)」「は(らす)」があります。
しかし、天晴の読み方は「あっぱれ」が正しく、「てんせい」は間違いになります。
正解は、①の「あっぱれ」です。
広辞苑には「あっぱれ」の項目はありますが、「てんせい」はありません。
また、「あっぱれ」と読む漢字には、他にも一字で「遖」があります。
広辞苑の「あっぱれ」の項目には「感動詞アハレの促音化。「天晴」は当て字。「遖」は国字」とあります。一方、新明解国語辞典(第四版)には、「『あはれ』の強調形」とあります。
「天晴」の意味
天晴の意味は「感動したり、ほめたたえる時にいう言葉(感動詞)」「すぐれている、みごとなさま(名詞)」です。
天晴を用いた例文には「天晴、素晴らしい試合だった」「敵ながら天晴だ」があります。
まとめ
- 天晴の読み方は「あっぱれ」が正しい。
- 「てんせい」と読むのは間違い。
- 天晴は「ほめたたえる時にいう語(感動詞)」「みごとなさま(名詞)」を意味する。