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足跡の読み方!「あしあと」と「そくせき」正しいのは?

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「足跡」があります。

問題

Q「足跡」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

足跡の読み方
  1. 「あしあと」
  2. 「そくせき」
  3. 「あしあと」と「そくせき」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「足跡」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「足跡」の読み方は、「あしあと」?「そくせき」?

読み方

 

足跡の正しい読み方は、「あしあと」「そくせき」どちらなのでしょうか。

漢字から察すると「あしあと」が正しそうですが、「そくせき」にも聞き覚えはありそうですね。

 

「足」の音読みは「ソク」、訓読みは「あし」「た(す・りる・る)」となります。

一方「跡」の音読みは「セキ」表外読みとして「シャク」、訓読みは「あと」表外読みとして「あとかた」となります。

このことから「あしあと」も「そくせき」もどちらも正しそうですが、どうなのでしょうか。

 

結論を言ってしまうと、足跡の読み方は「あしあと」「そくせき」どちらも間違いではありません。

つまり、答えとしては3つ目の「両方とも」ということになります。

ただし、「あしあと」と「そくせき」で読む場合に、それぞれで意味が異なる場合があります。

「足跡」の意味は、「あしあと」と「そくせき」で違う!

意味

足跡の意味としては「あしあと」と「そくせき」でそれぞれ異なる場合があります。

まず「あしあと」ですが、「歩いた後に残る足形」「その人物の通った道筋」「その人物が成し遂げた業績」の意味となります。

一方「そくせき」の場合には、「あしあと」の内、「その人物の通った道筋」が含まれません。

「あしあと」と「そくせき」ではこのような違いがあるのですね。

 

足跡を使った例文として「雪にくっきりと足跡が残る」「偉大なる足跡を残した」などがあります。

まとめ

まとめ
  • 足跡の読み方は「あしあと」「そくせき」どちらも正しい。
  • 「あしあと」「そくせき」で読む場合に、意味が若干異なる。
  • 「あしあと」は「歩いた後に残る足形」「その人物の通った道筋」「その人物が成し遂げた業績」の意である。
  • 「そくせき」は「歩いた後に残る足形」「その人物が成し遂げた業績」の意である。