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「万古」の意味と使い方や例文!「万古不易」とは?(類義語)

【二字熟語】
万古

【読み方】
ばんこ

【意味】
①遠い昔。また、世の久しい間。永久。永遠。千古。
②万古焼きの略。

【語源・由来】
「万」は「数が非常に多いこと。」
「古」は「いにしえ。むかし。」

【類義語】
永遠、永久、千古

万古(ばんこ)の使い方

健太
太陽は、万古の輝きを放っているよね。
ともこ
太陽は、太陽が有するエネルギーを燃焼させているのよね。
健太
そうなの?じゃあ、いつかエネルギー切れになるのかな。
ともこ
太陽もまた万古不易ではないのよ。

万古(ばんこ)の例文

  1. 故曰、形は偶然のものにして変更常ならず、意は自然のものにして万古易らず。易らざる者は以て当にすべし、常ならざる者豈当にならんや。(二葉亭四迷、小説総論)
  2. 全島が恐ろしい岩山であって、古い地質を思わせるような、青黒い岩が、むき出しの岩肌を見せている。いかにも万古の氷雪に耐えてきたという感じである。(中谷宇吉郎、白い月の世界)
  3. 世は流行り廃りがあって、万古不易なものなどない。
  4. 僕の決意は固く万古不易だ。
  5. この万古焼の茶碗は見た目も使い勝手も素晴らしい。

「万古不易」とは?

万古」を用いた表現の一つに「万古不易(ばんこふえき)」があります。

万古不易」とは、いつまでもかわらないことをいいます。

【類義語】
・万世不易(ばんせいふえき)

【例文】

  1. 非常時には、すぐ答が出るかもしれないが、その答に万古不易の一般性があるという保証は、まったく無い。(養老孟司、脳の見方)
  2. 万古不易の関係などないから、浮気はしょうがないのかもしれない。
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