姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

「場末」の意味と使い方や例文!「場末のスナック」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
場末

【読み方】
ばすえ

【意味】
繁華街の中心部から離れた場所。また、都心からはずれた所。

【語源・由来】
「場」は「ば。ところ。事が行われる所。」
「末」は「枝の先。物のはし。つまらない。大切でない。」

【類義語】
郊外、路地裏、町外れ、裏町

【対義語】
盛り場、都心、都会

場末(ばすえ)の使い方

健太
この映画館は、場末にあって客の入りが悪いのに、なぜかつぶれないね。
ともこ
場末だから家賃が安いんじゃないかしら。
健太
なるほど。固定費を低く抑えることができるんだね。
ともこ
しかも、この場末の雰囲気が好きな常連客が意外と多いから経営が成り立つんでしょうね。

場末(ばすえ)の例文

  1. 場末の飲み屋で一杯やった。
  2. 場末の安宿に泊まった。
  3. 場末のスナックで働いている。
  4. 売れるまでは、場末の演劇小屋に出演していました。
  5. 場末の狭い部屋に一家6人で暮らしていました。

「場末のスナック」とは?

場末」は、「場末のスナック」という表現で使われることがあります。

場末のスナック」の「スナック」とは、ここでは「スナック・バー」の略です。

軽い食事がとれるバーをいいます。

場末のスナック」は、繁華街の中心から外れた所にあるスナック・バーという意味ですが、一般的に、あまり繁盛していないうらぶれた雰囲気のスナック・バーという意味で使われます。

繁華街の中心から外れると人通りが少なくなり、客の入りが悪くなって、自ずと店の雰囲気も悪くなることが多いことから、うらぶれて活気のない店のことを「場末のスナック」といいます。

【スポンサーリンク】