【二字熟語】
瞥見
【読み方】
べっけん
【意味】
ちらっと見ること。短い時間でざっと見ること。
【語源・由来】
「瞥」は「ちらりと見る。」
「見」は「見る。」
【類義語】
一目(ひとめ)、一見、一目(いちもく)、一瞥
【対義語】
観察、凝視、吟味、熟視、注視、注目
瞥見(べっけん)の使い方
ここで事故があったんだけど、目撃していない?
事故は見たけど、暗がりで瞥見しただけで、よく分からなかったの。
けが人を置いて、車が逃げてしまったんだ。
早く捕まると良いわよね。
瞥見(べっけん)の例文
- 資料を瞥見する。
- 瞥見しただけで注視していたわけではない。
- 後姿を瞥見しただけだから、人違いだったかもしれません。
- 信号待ちの間に瞥見した記憶がある。
- 瞥見したところきれいそうな物件だった。
「瞥見」と「一瞥」の違いは?
「瞥見」に似ている語に「一瞥(いちべつ)」があります。
「一瞥」は、「ちらっと見ること。ちょっとだけ見やること。」という意味です。
「瞥見」も「一瞥」も、ちらりと見ることをいいます。
しかし、「一瞥」には、さほど重視しないでちらりと見るという、格下に見るニュアンスがありますが、「瞥見」にそのようなニュアンスはありません。