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「別添」の意味と使い方や例文!「別紙」「添付」との違いは?(語源由来・類義語)

【二字熟語】
別添

【読み方】
べってん

【意味】
本文とは別に資料などを添付すること。

【語源・由来】
「別」は「異なる。よそ。ほか。」「添」は「そえる。つけくわえる。」

【類義語】
添付、貼付、送付

別添(べってん)の使い方

ともこ
健太くん。このラーメンに別添のスープを入れた?
健太
あっ。入れてない。しかも捨ててしまったよ。
ともこ
全然味がしないわよ。
健太
ごめんなさい。

別添(べってん)の例文

  1. 別添資料に詳細が書かれていた。
  2. プリンは別添のカラメルよりも一緒になっている方が好きだ。
  3. 別添のリストをつくり変えることにしました。
  4. 説明書とは別添で注意書きが同封されています。
  5. 書類には、別添1と別添2が付属していた。

「別添」と「別紙」「添付」の違いは?

別添」と似た意味の語に「別紙」と「添付」があります。

別紙」は
①ほかの紙。
②別の添えた書面。

添付」は
①書類などに付け添えること。
②民法上、所有者の異なる2個以上の物が結合した場合に、所有権の得喪を生じること。付合・混和・加工の総称。

三語とも「添える」という意味で同じですが

  • 別添」は「外部の参考資料という名詞」
  • 別紙」は「自作の添付資料という名詞」
  • 添付」は「付け加えるという動詞」

という点が異なります。

ビジネスの場面に合わせて使い分けしましょう。