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「没入」の意味と使い方や例文!「没頭」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
没入

【読み方】
ぼつにゅう

【意味】
①しずみ入ること。おちいること。
②没頭すること。
③官府に取り上げること。没収。もつにゅう。

【語源・由来】
「没」は「物事に深くうちこむ。」
「入」は「ある区域や範囲の中にはいる。」

【類義語】
没頭、熱中、夢中

没入(ぼつにゅう)の使い方

ともこ
健太くん。ゲームに没入しているけど大丈夫?もうすぐ試験よ。
健太
僕は勇者健太だよ。勇者は魔王を倒さねばならないから忙しいんだ。
ともこ
健太くん。現実世界に帰ってきて。
健太
あはは。冗談だよ。試験をないがしろにするほど没入していないよ。

没入(ぼつにゅう)の例文

  1. 研究に没入して寝食を忘れてしまった。
  2. その船は、宝を乗せたまま海中深く没入した。
  3. 思索に没入して、日が暮れたことにも気が付かなかった。
  4. 彼は大学に入り、環境問題の研究に没入していった。
  5. 3Dの技術が開発されてから没入感が半端ない。

「没入」と「没頭」の違いは?

没入」に似ている語に「没頭(ぼっとう)」があります。

没頭」とは、「何もかも忘れて、ある物事に集中すること。その事に精神をつぎこむこと。はまりこむこと。没入。」という意味です。

没入」も「没頭」も、ある物事に集中することをいい、ほぼ同じ意味です。

しかし、「没頭」は、精神をつぎこみ、他を顧みないことというニュアンスです。

対して「没入」は、集中してその世界に入り込むというニュアンスで使われます。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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