読み方で悩みやすい漢字の一つに、「歩合」があります。
Q「歩合」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?
次の3択から選んでみて下さい。
歩合の読み方
- 「ぶあい」
- 「ほごう」
- 「ぶあい」と「ほごう」両方とも
このページでは、悩みやすい「歩合」の読み方や意味について詳しく解説していきます。
「歩合」の読み方は、「ぶあい」?「ほごう」?
歩合の正しい読み方は、「ぶあい」「ほごう」どちらなのでしょうか。読み方とともに意味も難しいと感じる熟語かもしれませんね。
「歩」の音読みには「ホ」「ブ」「フ」、訓読みには「ある(く)」「あゆ(む)」があります。また、「合」の音読みには「ゴウ」「ガッ」「カッ」、訓読みには「あ(う)」「あ(わす)」などがあるので、どちらも読めそうです。
しかし、歩合の読み方は「ぶあい」が正しく、「ほごう」は間違いになります。
正解は、①の「ぶあい」です。
広辞苑には「ぶあい」の項目はありますが、「ほごう」はありません。
歩合と同じ意味合いで、歩を「ぶ」と読む言葉に「日歩(ひぶ)」があります。
「歩合」の意味
歩合の意味は「ある数(や金額)に対する他の数(や金額)の割合」「取引の数に応じて生じる手数料や報酬」です。
「歩」には「割合」の意味があります。また、「合」には「あう」「あつめる」などの意味があります。
歩合を用いた例文には「歩合を取る」「報酬は歩合制だ」があります。
まとめ
- 歩合の読み方は「ぶあい」が正しい。
- 「ほごう」と読むのは間違い。
- 歩合は「ある数(や金額)に対する他の数(や金額)の割合」「取引の数量に応じて生じる手数料や報酬」を意味する。