【二字熟語】
武運
【読み方】
ぶうん
【意味】
武士としての運命。戦いでの勝敗の運。
【語源・由来】
武士としての運命の意。
【類義語】
運
武運(ぶうん)の使い方
健太くん。ご武運を!
うん。がんばってくるよ。
絶対負けないでね。
優勝するまで勝ち続けるよ。
武運(ぶうん)の例文
- 浄土寺は足利尊氏が武運長久を祈願した寺として有名です。
- 息子は二人とも、戦争中に武運つたなく戦死しました。
- 戦場で武運をあげて、ここまで出世しました。
- この討入でおれの武運は尽きるやも知れぬ、なぜならおれの勇気はもう尽きかけておる。(池宮彰一郎、四十七人の刺客 下)
- だが、このとき又蔵は確かに武運に恵まれていたのである。(藤沢周平、又蔵の火)
「ご武運を」とは?
「武運」を用いた表現の一つ「ご武運を(ごぶうんを)」があります。
「ご武運を」は、「ご武運を祈る」という言い方でも使われます。
戦いでの勝敗の運がありますようにという表現で、「生きてかえって来られるように。がんばってや負けないでという励まし。」という意味です。
【例文】
- 殿のご武運を祈っております。
- どうか無事に帰ってこられるよう、ご武運を。