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「注力」の意味と使い方や例文!「尽力」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
注力

【読み方】
ちゅうりょく

【意味】
ある事に力を入れること。力を尽くすこと。

【語源・由来】
「注」は「ひとつ所に集中させる。」
「力」は「ちから。」

【類義語】
尽力、傾注

【対義語】
惰力

注力(ちゅうりょく)の使い方

ともこ
健太くん。元気がないわね。
健太
僕が好きなアイドルが、作曲活動に注力するために、グループから脱退するんだって。
ともこ
それは残念ね。でも、引退するわけじゃないんだからいいじゃないの。
健太
かわいいあの姿を見れなくなるのは、ファンからすれば引退と同じなんだよ。

注力(ちゅうりょく)の例文

  1. 市場の拡大に注力する。
  2. 新規事業に注力する。
  3. 社会基盤の整備に注力した。
  4. 子供が手を離れてからは、慈善活動に注力しています。
  5. 大手にはできない独自商品の開発に注力して成功した。

「注力」と「尽力」の違いは?

注力」に似ている語に「尽力(じんりょく)」があります。

尽力」は「ある目的の実現のために、力を尽くすこと。」をいいます。

注力」は、力を入れて集中することをいいます。

対して「尽力」は、持っている力の全てを尽くして取り組むことをいう点が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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