【二字熟語】
羸弱
【読み方】
るいじゃく
【意味】
衰え弱ること。からだが弱いこと。また、そのさま。
【語源・由来】
「羸」は「やせる。つかれる。よわる。また、よわい。」
「弱」は「よわい。」
【類義語】
虚弱
【対義語】
頑健、強壮、筋肉質
羸弱(るいじゃく)の使い方
新しい感染症が蔓延し始めているわね。
羸弱な人が感染すると重症化して死に至りやすいんだって。
こわいわね。
羸弱なおばあちゃんが感染しないよう、家に持ち込まないように気を付けるよ。
羸弱(るいじゃく)の例文
- 生まれつき羸弱なともこちゃんは、よく学校を休みます。
- 健太くんは羸弱で非力な若者です。
- 羸弱な人たちが生きる希望を持てる社会にしたい。
- おじいちゃんは羸弱だったが、命にかかわる大病を患うことなく長生きした。
- 電車の優先席は羸弱な人のためにある。
「羸弱」と「懦弱」の違いは?
「羸弱」に似ている語に「懦弱(だじゃく)」があります。
「懦弱」は
①なまけて弱いこと。いくじのないこと。
②勢力の弱いこと。体力の弱いこと。
という意味です。
「羸弱」は衰えて身体が弱いことをいいます。対して「懦弱」は「懦弱なチーム」というように、勢いや体力がないことをいいます。また、いくじがないという意味も含まれ、「羸弱」とは意味が違います。