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「諾否」の意味と使い方や例文!「可否」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
諾否

【読み方】
だくひ

【意味】
引き受けることと、断ること。承諾するかしないか、ということ。

【語源・由来】
承諾するかしないかの意。

【類義語】
否応、有無、許否、認否

諾否(だくひ)の使い方

健太
ともこちゃん。諾否の猶予をもらったんでしょう?
ともこ
一週間もらったの。
健太
答えは決まりそうなの。
ともこ
決めるしかないわよね。

諾否(だくひ)の例文

  1. 今、諾否を決める。
  2. 参加の諾否をお知らせください。
  3. この提案について諾否の回答をお待ちしております。
  4. 健太くんのプロポーズに諾否の返事をする。
  5. ともこちゃんは、諾否ではなく保留と返答した。

「諾否」と「可否」の違いは?

諾否」に似ている語に「可否」があります。

可否」は、
①よいかよくないか。事のよしあし。
②賛成と不賛成。可決と否決。

という意味です。

諾否」は、相手からの提案を受け入れるか受け入れないかという意味で使います。

対して「可否」は、協議などをして、賛否を問うことをいうので意味が違います。