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「大概」の意味と使い方や例文!「大概にしろ」とは?(類義語)

【二字熟語】
大概

【読み方】
たいがい

【意味】
[名・形動]
①物事の全部ではないが、その大部分。ほとんど。だいたい。たいてい。副詞的にも用いる。
②物事のおおよその内容。あらまし[。概略。大要。
③物事の程度などがありふれていること。また、そのさま。たいてい。
④物事の程度があまり極端にならないこと。ある程度でやめておくこと。また、そのさま。ほどほど。
[副]
①かなりの程度に達するさま。いいかげん。
②推測がかなり確かなさま。たぶん。おそらく。

【語源・由来】
「大」は「だいたい。おおよそ。」
「概」は「おおむね。おおよそ。だいたい。あらまし。」

【類義語】
大抵

大概(たいがい)の使い方

ともこ
健太くん。校長先生を知らない?
健太
この時間は大概校長室に入るはずだよ。
ともこ
それがいないのよ。
健太
おかしいな。一緒に探すよ。

大概(たいがい)の例文

  1. この辞書は大概の家に置いてある。
  2. 大概大丈夫だろう。
  3. 大概嫌になった。
  4. 計画の大概を説明する。
  5. ふざけるのも大概にして、勉強に集中しなさい。

「大概にしろ」とは?

大概」は、日常的な会話で「大概にしろ」という表現で使われます。

大概にしろ」とは、「大概にする」の命令形です。

大概にする」とは、「ほどほどにする。ある程度のところでやめておく。」という意味です。なので、「大概にしろ」は「ほどほどにしておけ。そのくらいでやめておけ。」という意味です。

【例文】

  1. 冗談も大概にしろ
  2. ふざけるのも大概にしろ」というように使われます。