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「駄目」の意味と使い方や例文!「駄目で元々」とは?(語源由来・類義語・対義語)

【二字熟語】
駄目

【読み方】
だめ

【意味】
①(普通、片仮名で書く)囲碁で、双方の境にあって、どちらの地にもならない空所。
②しても効のないこと。役に立たないこと。むだ。無益。
③してはいけないこと。してもできないこと。

【語源・由来】
囲碁で、双方の境にあって、どちらの地にもならない空所の意。

【類義語】
台無し、ふい、おじゃん、無駄

【対義語】
大丈夫

駄目(だめ)の使い方

ともこ
健太くん。無断欠勤は駄目よ。
健太
連絡するのを忘れていたよ。
ともこ
皆、健太くんが来るのをずっと待っていたのよ。
健太
迷惑かけてごめんね。

駄目(だめ)の例文

  1. 今の健太くんには、何を言っても駄目だろう。
  2. 駄目もとでともこちゃんに頼んでみよう。
  3. そのやり方では駄目だ。もう一度やり直してくれ。
  4. 昔はすごい選手だったのに、年老いた彼はもう駄目だ。
  5. 健太くんは駄目人間だから、何をしても無理だ。

「駄目で元々」とは?

駄目」を用いた表現の一つに「駄目で元々(だめでもともと)」があります。

駄目で元々」とは、「うまく行けば得、うまく行かなくても元と同じと考えて、試みること。だめもと。」という意味です。

【例文】

  1. やらないで後悔するくらいなら、駄目で元々、やるだけやってみよう。
  2. 駄目で元々とお小遣いアップの交渉をしてみた。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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