「難点」の意味と使い方や例文！「欠点」「短所」との違いは？（類義語・対義語）

【二字熟語】
難点

【読み方】
なんてん

【意味】
①むずかしいところ。処理などの困難な点。
②非難すべきところ。欠点。

【語源・由来】
「難」は「非を責める。なじる。」
「点」は「特定の位置や個所。」

【類義語】
欠陥、短所、傷

【対義語】
美点、利点

難点（なんてん）の使い方

この料理はおいしいよね。

毎日でも食べたくなる味よね。

しかも材料費が安い。

でも、手間がかかるのが難点なのよね。

難点（なんてん）の例文

1. 難点があるとすれば高いということでしょうか。
2. 難点を克服する。
3. どこにも難点が見当たらない。
4. 未解決の難点を克服する
5. ともこちゃんの唯一の難点は、口が悪いことです。

「難点」と「欠点」「短所」の違いは？

「難点」に似ている語に「欠点（けってん）」「短所（たんしょ）」があります。

「難点」と「欠点」の違いは？

「欠点」は、
①不十分なところ。足りないところ。短所。あら。
②学校の成績で、必要な点数に足りないこと。落第点。

という意味です。

「難点」も「欠点」も、非難すべきところという意味です。

しかし「難点」には、困難な点という意味がある点が、「欠点」には、「学校の成績で、必要な点数に足りないこと。落第点。」という意味がある点が、それぞれ違います。

「難点」と「短所」の違いは？

「短所」は、「劣っているところ。欠点。また特に、人の性質などのよくない面。」という意味です。

「難点」も「短所」も、そのために、正常また完全な状態でなくなっている点をいいます。

しかし「短所」は、一般的に人間の性格について使われることが多いです。

対して「難点」は、主観的に判断された点にいうことが多いです。