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「打診」の意味と使い方や例文!「打診を受ける」とは?(類義語)

【二字熟語】
打診

【読み方】
だしん

【意味】
①指の先や打診器で胸や背を叩き、その音によって内臓の健否を診察すること。
②転じて、相手にちょっと働きかけ、その反応によって相手の意向や様子を探ること。

【語源・由来】
指の先や打診器で胸や背を叩き、その音によって内臓の健否を診察することから。

【類義語】
伺い

打診(だしん)の使い方

ともこ
健太くんはどこに進学するの?
健太
推薦枠で打診されている中から、どこか選ぶよ。
ともこ
成績の悪い健太くんが複数校から打診されているの?
健太
空手の大会での成績は優秀だからね。

打診(だしん)の例文

  1. 複数の企業へ運営の継承を打診してきたが、合意に至らなかった。
  2. 間髪いれず再就職したことから察するに、打診はかなり前からあったのだろう。
  3. 秀吉は、右大臣就任の打診に対して拒否を表明した。
  4. その選手は、コーチ就任を打診されたが現役続行を選んだ。
  5. 松戸の叔母さんから母との同居について打診されることはその後なかった。(東野圭吾、殺人の門)

「打診を受ける」とは?

打診」を用いた表現の一つに「打診を受ける(だしんをうける)」があります。

打診を受ける」とは、相手に話を持ち掛けられるという意味です。

【例文】

  1. その企業はスポンサー契約の打診を受ける
  2. 新聞社からコラム執筆の打診を受ける