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「泥船」の意味と使い方や例文!「泥船に乗る」とは?(類義語)

【二字熟語】
泥船

「泥舟」とも書く。

【読み方】
どろぶね

【意味】
①泥を摘んで運ぶ船。
②泥で作った船。

【語源・由来】
泥の船の意。

【類義語】
土船

泥船(どろぶね)の使い方

ともこ
健太くんは家業を継ぐの?
健太
斜陽産業だから、泥船には乗せられないって継ぐことを反対されているんだ。
ともこ
継ぐ気満々だったのにね。
健太
後継者不足で廃業を選ぶところがあるんだよね。せっかく後継者がいるのに継がせてもらえないなんてひどい話だよ。

泥船(どろぶね)の例文

  1. 泥船渡河というように、人生は危険なことがいっぱいだ。
  2. 駄目な組織の泥船に乗っていては沈んでしまう。
  3. 泥船に乗り続けるより、手厚い退職金をもらって転職したほうがいい。
  4. このまま泥船に乗るなら解党して、あの党に合流しよう。
  5. 泥船に乗っていることは分かっていたが、自分が退職するまで大丈夫だと思っていた節がある。

「泥船に乗る」とは?

泥船」を用いた表現の一つに「泥船に乗る(どろぶねにのる」があります。

泥船に乗る」とは、今にも崩れそうな泥でできた船に乗っているように、不安定な団体や物に頼っている状況をいいます。

【例文】

  1. 泥船に乗るのは嫌だと辞職する者が増える。
  2. 泥船に乗っていてもみんなで沈めば怖くないと諦めている。
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