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「怒濤」の意味と使い方や例文!「怒濤のごとく」「怒濤の日々」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
怒濤

【読み方】
どとう

【意味】
荒れ狂う大波。はげしく打ち寄せる波。

【語源・由来】
「怒」は「おこったように激しい。」
「濤」は「大きくうねる波。」

【類義語】
激動、反乱、暴行

【対義語】
安寧、さざ波

怒濤(どとう)の使い方

ともこ
健太くん。すごいわね。連敗から怒濤の追い上げを見せたわね。
健太
優勝しないと監督が更迭されてしまうからね。
ともこ
そんな理由があったのね。それなら頑張らないといけないわね。
健太
監督のためにも自分のためにも優勝するぞ。

怒濤(どとう)の例文

  1. 怒濤の攻撃が実ってゴールを決めた。
  2. 怒濤逆巻く海へ漕ぎ出していった彼らは無謀だ。
  3. 敵の兵が怒濤のごとく押し寄せてきた。
  4. 翌十日は美しい日だった。きのうの狂瀾怒濤は静まりかえり、池のようになっていた。(スタンレー、黒い大陸)
  5. 京都の街に巻き起こる、疾風怒濤の狂乱絵巻。都大路に鳴り響く、伝説誕生のファンファーレ。(万城目学、鴨川ホルモー)

「怒濤のごとく」「怒濤の日々」とは?

怒濤」を用いた表現の一つに「怒濤のごとく」「怒濤の日々(どとうのひび)」があります。

怒濤のごとく」とは?

怒濤のごとく」とは、荒れ狂う大波のように押し寄せるさまをいいます。

【例文】

  1. 軍隊が怒濤のごとく突進してきた。
  2. 様々なアクシデントが、健太くんに怒濤のごとく襲いかかった。

怒濤の日々」とは?

怒濤の日々」とは、荒れ狂う大波のように激しい毎日という意味です。

【例文】

  1. 映画の撮影中は怒濤の日々で、気が付いたら終わっていた。
  2. あの頃は、ジェットコースターのような怒濤の日々だった。