【二字熟語】
恫喝
【読み方】
どうかつ
【意味】
人をおどして恐れさせること。おどし。
【語源・由来】
「恫」は「おどす。おどかす。」
「喝」は「しかる。おどす。」
【類義語】
強迫、威圧、一喝
恫喝(どうかつ)の使い方
昨日、自称ヤクザの男に恫喝されたんだ。
大丈夫だったの?
お金を取られそうになったんだけど、運よく、お巡りさんが通りかかって助けてくれたんだ。
何ごともなくてよかったわね。
恫喝(どうかつ)の例文
- 恫喝して金を巻き上げる。
- 恫喝して健太くんを黙らせる。
- 周辺諸国を核実験で恫喝する。
- 店の客を恫喝した。
- 恫喝をした疑いで訴えられた。
「恫喝」と「脅迫」「恐喝」の違いは?
「恫喝」に似ている語に「脅迫(きょうはく)」「恐喝(きょうかつ)」があります。
「恫喝」と「脅迫」の違いは?
「脅迫」は、
①相手にあることをさせようと、おどしつけること。
②刑法上、他人に恐怖心を生じさせる目的で害を加えることを通告すること。民法上の強迫に対応。
という意味です。
「恫喝」も「脅迫」も、おどしつけることをいいます。
しかし「脅迫」は、刑法や民法で使われる点が「恫喝」と違います。
「恫喝」と「恐喝」の違いは?
「恐喝」は、「相手の弱みなどにつけこみおどすこと。また、おどして金品をゆすりとること。」という意味です。
「恫喝」は、人をおどしておびえさせることをいい、相手の弱みにつけこむという意味がない点が「恐喝」と違います。