【二字熟語】
道化
「道外」とも書く。
【読み方】
どうけ
【意味】
①人を笑わせるようなこっけいな身ぶりや言葉。また、それをする人。おどけ。
②「道化方 (どうけがた) 」の略。
③「道化師」の略。
【語源・由来】
「道化」も「道外」も当て字。「道化」は、「童戯」の意味からとする説。たわけ者の「たわけ(戯け)」や「戯気(たわけ)」の転とする説。斉藤道三の家来の「道家某」という名に由来するという説など諸説ある。
【類義語】
ピエロ
道化(どうけ)の使い方
健太くん。そろそろ落ち着いた行動をしたらどう?
僕はみんなのために道化を買って出ているだけだよ。
善意でやっていたのね。
そうなんだよ。僕が道化役になることで、クラスのいじめが減ったんだよ。
道化(どうけ)の例文
- 道化を言って笑わせる。
- 道化師になるためにイタリアに行く。
- 健太くんは、クラスの道化者だ。
- 僕が道化役になって丸く収めよう。
- 自分はただの道化だったと気が付いた。
「道化を演じる」とは?
「道化」は、「道化を演じる」という表現で使われることがあります。
「演じる」は、
①人々の前で芝居・舞踏・演奏などをして見せる。また、芝居や映画などで、ある役を務める。
②ある役目を務める。
③目立つようなことを行う。
という意味です。
「道化を演じる」とは、周囲から笑われるように振る舞うことをいいます。
いわゆる、盛り上げ役、三枚目キャラ、おバカキャラのことをいいます。
【例文】
- 道化を演じるのに疲れた。
- 進んで道化を演じた。
- 道化を演じて、本当の自分を隠した。