【二字熟語】
吹聴
【読み方】
ふいちょう
【意味】
言いふらすこと。言い広めること。
【語源・由来】
もとの漢字は「風聴(ふうちょう)」。純粋の漢語ではない。
【類義語】
喧伝、流布
吹聴(ふいちょう)の使い方
健太くんの悪い噂を聞いたわよ。
誰が僕の悪い噂を吹聴しているんだ。
健太くんのクラスメイトが吹聴しているみたいよ。
僕の方がかっこいいから嫉妬しているんだろうな。
吹聴(ふいちょう)の例文
- 彼は大物政治家と親しい仲だと吹聴した。
- 息子が試合に勝ったことを吹聴した。
- 近所の人がその話を町中に吹聴した。
- 彼は自分の腕のよさを吹聴している。
- このことは世間に吹聴しないようにと言われた。
読み方は「すいちょう」「ふいちょう」どっち?
「吹聴」は「ふいちょう」と読みます。
「吹聴」の「吹」に「ふい」という読み方がなく、一般的に音読みで「すい」と読むため、「すいちょう」と読んでいる人がいますがこれは誤りです。
正しくは「ふいちょう」です。
「ふい」という読み方は表外読みといわれる特殊な読み方です。
他に「ふい」という読み方をする語に「吹子(ふいご)」があります。