【二字熟語】
不毛
【読み方】
ふもう
【意味】
①土地がやせていて作物や草木が育たないこと。また、そのさま。
②なんの進歩も成果も得られないこと。また、そのさま。
【語源・由来】
「毛」は「草木が生えること。また、穀物のみのり。」
【類義語】
荒蕪
不毛(ふもう)の使い方
街のごみ拾いなんて意味があるの?
あるのよ。
ごみ拾いをしても、拾ったそばから捨てられているよ。不毛な努力じゃないの?
掃除をすることで治安維持につながって意味があるのよ。
不毛(ふもう)の例文
- こういう話し合いは不毛だと思うんだ。
- 不毛な議論を繰り返してもしょうがない。
- ここは文化不毛の地だ。
- この辺りは、昔は不毛の地だったという。
- 90年代は音楽的に不毛の時代だった。
「不毛な争い」とは?
「不毛」はよく「不毛な争い」という表現で使われます。
「不毛な争い」とは何一つ実りのない争いという意味です。
「猫派と犬派でいがみ合うのは不毛な争いだ。」「世代間の不毛な争いを煽るような記事だ。」というように、日常の会話やニュースで使われます。