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「不朽」の意味と使い方や例文!「不朽の名作」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
不朽

【読み方】
ふきゅう

【意味】
朽ちないこと。いつまでも価値を失わずに残ること。

【語源・由来】
「不」は「否定を表す語。…しない。…でない。」
「朽」は「腐ってぼろぼろになる。衰えてだめになる。」

【類義語】
永遠、不滅、不変、永世

【対義語】
必滅

不朽(ふきゅう)の使い方

健太
モーツァルトの曲は、いずれも不朽不滅の名作だね。
ともこ
AIが作曲するような時代になっても、モーツァルトを超えることはできないでしょうね。
健太
後世の我々からすると、音楽の神様みたいなものだよね。
ともこ
いずれ神格化されるかもしれないわね。

不朽(ふきゅう)の例文

  1. 島崎藤村の破戒は、日本文学界における不朽の名作だ。
  2. その作品で、彼は不朽の名声を得た。
  3. 我上を語らんときは、不朽の業ある人の名をば呼ばぬぞ好き。(森鴎外、即興詩人)
  4. 従来不朽の筆は不朽の人を伝えるもので、人は文に依って伝えらる。(魯迅、阿Q正伝)
  5. それは、今なおファンが多い不朽の名作です。

「不朽の名作」とは?

不朽」を用いた表現の一つに「不朽の名作(ふきゅうのめいさく)」があります。

不朽の名作」とは、いつまでも価値を失わずに残るすぐれた作品、名高い作品をいいます。

【例文】

  1. これはきっと、長く読み継がれる不朽の名作だ。
  2. その作品は、映画史に残る不朽の名作です。
  3. この書斎でたくさんの不朽の名作が生まれた。
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