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「奮起」の意味と使い方や例文!「奮発」「発奮」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
奮起

【読み方】
ふんき

【意味】
ふるいたつこと。勇気・元気をふるい起こすこと。

【語源・由来】
「奮」は「ふるい立つ。気力をふるう。」
「起」は「おきる。たつ。立ちあがる。」

【類義語】
発奮、奮発

【対義語】
落胆

奮起(ふんき)の使い方

ともこ
健太くん。いつまで落ち込んでいるの?
健太
奮起して何かやろうという気になれないんだよ。
ともこ
健太くんが大好きなあの子が、何かにチャレンジしている人が好きって言っていたわよ。
健太
本当?奮起してリトライするよ。

奮起(ふんき)の例文

  1. 健太くんの奮起を促す。
  2. 自ら奮起して新規事業を始めました。
  3. 彼女の言葉に奮起して彼は一生懸命勉強した。
  4. ともこちゃんは人を奮起させるのが上手だ。
  5. 先生は、生徒に奮起を促す言葉をかけた。

「奮起」と「奮発」「発奮」の違いは?

奮起」に似ている語に「奮発(ふんぱつ)」「発奮(はっぷん)」があります。

「奮起」と「奮発」の違いは?

奮発(ふんぱつ)」は
①気力を奮い起こすこと。発奮。
②思い切りよく金品を出すこと。

という意味です。

奮発」はふるい立って事に当たることをいいます。対して「奮起」は、気力を奮い起こすことで、事に当たるという意味が含まれない点が違います。

また、「奮発」には思い切りよく金品を出す意味がありますが、「奮起」にはありません。

「奮起」と「発奮」の違いは?

発奮」は、何かに刺激されて精神を奮い起こすことという意味です。

奮起」と「発奮」は、ふるい立つという意味は同じです。

しかし、「発奮」は、なにかに影響された場合をいう点が「奮起」とは違います。

発奮」は、スポーツ選手のインタビュー記事などでよく見かける語です。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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