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「噴出」の意味と使い方や例文!「問題が噴出する」とは?(類義語)

【二字熟語】
噴出

【読み方】
ふんしゅつ

【意味】
狭いところから強い勢いでふき出すこと。また、ふき出ること。

【語源・由来】
「噴」は「内部から外にふき出す。」
「出」は「内から外へでる。だす。」

【類義語】
吹き出す、勃発

噴出(ふんしゅつ)の使い方

ともこ
深海底熱水噴出孔で、始原的な微生物を発見したんですって。
健太
熱水噴出孔は、生命の源って言われているよね。
ともこ
生命が海から生まれた証拠が掴めるかもしれないわね。
健太
宇宙の起源と同じくらい、生命の起源は不思議だよね。

噴出(ふんしゅつ)の例文

  1. 地下のマグマが地表付近に上昇して急冷固結してできた岩石を噴出岩といいます。
  2. コストが高くなることに社内から反対論が噴出した。
  3. 火山ガスの噴出量から、火山活動は低下傾向にあるとみられる。
  4. 噴出するタイプの花火はとても人気があります。
  5. 勉強不足のため、テレビ出演を控えるとした新人議員に、有権者から批判が噴出した。

「問題が噴出する」とは?

噴出」を用いた表現の一つに「問題が噴出する(もんだいがふんしゅつする)」があります。

問題が噴出する」とは、困った事柄や厄介な事件が噴き出ることをいいます。

【例文】

  1. テスト走行で、様々な問題が噴出する
  2. 問題が噴出することは、社内の誰もが予測できた。
  3. 小4は、親にとっては一気に問題が噴出する学年です。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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