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「不利」の意味と使い方や例文!「不利益」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
不利

【読み方】
ふり

【意味】
利益にならないこと。条件・形勢などがよくないこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「不」は「否定を表す語。…しない。…でない。」
「利」は「物事が都合よく運ぶ。好都合であること。」

【類義語】
不利益

【対義語】
有利

不利(ふり)の使い方

健太
与党にとって不利な選挙と見られていたのに、ふたを開けてみたら与党の勝利だったね。
ともこ
野党がだめすぎるのよ。
健太
存在感がないよね。
ともこ
政治も経済も一強は良くないわ。

不利(ふり)の例文

  1. 健太くんにとって不利な証言だ。
  2. 形勢は不利だ。
  3. 不利な条件を提示される。
  4. 不利な立場に立たされる。
  5. 日本選手にとって不利なルール改正だ。

「不利」と「不利益」の違いは?

不利」に似ている語に「不利益(ふりえき)」があります。

不利益」は、「利益にならないこと。損になること。また、そのさま。」という意味です。

【例文】

  1. これは不利益な取引だ。
  2. わが社が不利益をこうむる。
  3. 一部の人間にとって不利益になるようなことはあってはならない。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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