【二字熟語】
不利
【読み方】
ふり
【意味】
利益にならないこと。条件・形勢などがよくないこと。また、そのさま。
【語源・由来】
「不」は「否定を表す語。…しない。…でない。」
「利」は「物事が都合よく運ぶ。好都合であること。」
【類義語】
不利益
【対義語】
有利
不利(ふり)の使い方
与党にとって不利な選挙と見られていたのに、ふたを開けてみたら与党の勝利だったね。
野党がだめすぎるのよ。
存在感がないよね。
政治も経済も一強は良くないわ。
不利(ふり)の例文
- 健太くんにとって不利な証言だ。
- 形勢は不利だ。
- 不利な条件を提示される。
- 不利な立場に立たされる。
- 日本選手にとって不利なルール改正だ。
「不利」と「不利益」の違いは?
「不利」に似ている語に「不利益(ふりえき)」があります。
「不利益」は、「利益にならないこと。損になること。また、そのさま。」という意味です。
【例文】
- これは不利益な取引だ。
- わが社が不利益をこうむる。
- 一部の人間にとって不利益になるようなことはあってはならない。