【二字熟語】
付随
「附随」とも書く。
【読み方】
ふずい
【意味】
つきしたがうこと。また、従属的な関係にあること。
【語源・由来】
「付」は「つける。つく。」「随」は「したがう。ついていく。ともにする。」
【類義語】
付帯、随伴、所属、帰属、付いてまわる、伴う
付随(ふずい)の使い方
津波って怖いわよね。
地震に付随する災害だよね。
地震だけだったなら、こんなに犠牲者がでなかったでしょうに。
地震の予知が可能になったらいいよね。
付随(ふずい)の例文
- 改正に付随する問題の解決策を考える。
- 少子化に付随して生じた問題。
- 作品の評価はうれしいが、それに付随する社会的評価はなおうれしい。
- 利益を求める過程で他の利益が伴うことを付随的利益という。
- 業務に付随して、法律の規制を受ける場合がある。
「付随」と「附随」や「付帯」の違いは?
「付随」に似た語に「附随」「付帯」があります。
「付随」は「附随」とも書くので同じ言葉です。
「付帯(ふたい)」は「主なものに付けそえること。」という意味です。
※「附帯」とも書きます。
両語の違いは、
「付随」は「ある物事に関連して生じるもの」
「付帯」は「主な物事に伴ってそえるもの」
という点です。
「付随」は関連して自然についてくるもの。
(例:契約に付随して定める約款。)
「付帯」は意図的に付け加えられたもの。
(例:当社の医療保険は充実した付帯サービスが自慢です。)
となり、微妙なニュアンスの違いがあります。