激情の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
激情
【読み方】
げきじょう
【意味】
はげしく起こり立つ感情。強く急激で、おさえにくい感情。
ほうほう、そういうことかいな。つまり、「激情」っていうのは、めっちゃ強くて、あっという間にぐわっと湧き上がる感情のことやな。
そんな感情、抑えるのが大変やろな。ちょっとコントロールが効かへん感じやねんな。
【語源・由来】
「激」は「勢いが強い。はげしい。」
「情」は「物事に感じて起こる心の動き。気持ち。」
【類義語】
衝動、情熱、激昂
【対義語】
平常心、平然、沈着
激情(げきじょう)の解説
カンタン!解説
「激情」という言葉はね、とっても強く、急にわいてくる感情のことを指すんだよ。この感情は、とても激しくて、自分でコントロールするのが難しいんだ。
例えば、「一時の激情に駆られる」という言葉は、人が突然、強い怒りや興奮に包まれてしまい、その瞬間には普段の冷静さを失ってしまうことを表しているんだ。この時、人は感情に完全に支配されてしまい、後で後悔するようなことを言ったり、行動したりしてしまうこともあるんだよ。
また、「激情に左右されている」では、人の行動や判断が、その強い感情によって大きく影響を受けている状況を示しているんだ。これは、普段の落ち着いた思考ができなくなり、感情が高ぶることで、冷静な判断が難しくなってしまう状態を意味しているよ。
だから、「激情」という言葉は、普段の感情よりもずっと強くて急に湧き上がる、抑えるのが難しい感情を表しているんだね。
激情(げきじょう)の使い方
うおー!
健太くん。激情を爆発させちゃだめよ。感情をコントロールできるようにならなといけないわ。
怒りってコントロールできるものなの?
アンガーコントロールといって、訓練でいかようにもできるのよ。
激情(げきじょう)の例文
- 激情からの非礼で、自らを失脚させた者は歴史上たくさんいる。
- 彼は若い頃は穏やかで、決して激情的ではなかったのに、彼に何があったのだろう。
- その事件は、激情した叔父が家に火を放つという許しがたいものだった。
- 彼の激情が極端なことをしでかさなければいいと願った。
- 激情にまかせて行動したことを後悔する。
激情の文学作品などの用例
「激情家」とは?
「激情」を用いた表現の一つに「劇場家(げきじょうか)」があります。
「激情家」とは、感情の起伏が激しい人をいいます。
「激情家」という言葉はね、感情がとても激しく動きやすい人のことを表すんだ。
つまり、喜怒哀楽の感情が非常に強く、それがはっきりと表に出る人のことだよ。
あぁ、それやったら「激情家」っていうのは、すぐにカッとなるけど、すぐにご機嫌になるような人のことか。
感情がジェットコースターみたいにグワングワン動くんやな。何事にも情熱的になれるけど、その分感情のアップダウンも大きいんやな。
【例文】
- 彼はかなりの激情家だが、寛大な面も持ち合わせています。
- 健太くんの性格は短慮で激情家なので、あだ名は瞬間湯沸かし器だ。
この感情は、非常に強烈で抑えるのが難しいんだよ。