厳格の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
厳格
【読み方】
げんかく
【意味】
きびしくただしいこと。規則をきびしく守り、いいかげんにしないこと。
きちんとルールに従って、ちゃんとやらなアカンってことや。そやな、安全に楽しくやるためにも、ルールは守らんとな。
【語源・由来】
「厳」は「きびしい。はげしい。」
「格」は「がちっとはめこまれた一定の枠。規則・基準・地位・等級など。」
【類義語】
峻厳、厳正
【対義語】
寛大、寛容
厳格(げんかく)の解説
「厳格」という言葉は、物事をとても厳しく、正確に行うことを意味しているんだ。決まったルールや規則をしっかり守って、いい加減にやらないことを表しているんだよ。
例えば、「厳格な家風」という言葉はね、一つの家族がとっても厳しいルールや決まりごとを大切にしていて、みんなでしっかり守っているって意味なんだよ。家に帰ったら挨拶をする、食事の時はみんなで食べるとか、そういう決まりごとを誰もがちゃんと守っているしっかりした家庭の雰囲気を表しているんだ。
また、「厳格に審査する」という言葉は、何かをチェックするときに、とても厳しい基準を使って、すごく慎重に調べることを言うんだ。例えば、コンテストで作品を選ぶ時や、新しい商品を作る時に、本当にいいものだけを選ぶために、厳しいルールでチェックすることが「厳格に審査する」ってことなんだ。
だから、「厳格」という言葉は、ルールや基準をとても厳しく守り、いい加減にしないことを表しているんだね。
厳格(げんかく)の使い方
厳格(げんかく)の例文
- 彼は、命令を厳格に守る人です。
- 修道院僧は、厳格な規律に服さなくてはならない。
- 昨年度は厳格な担任の先生だったが、今年は優しい先生だ。
- 健太くんは自分に寛大で、他人に厳格だ。
- 厳格に審査されているので、不正などありません。
厳格の文学作品などの用例
「厳格」と「厳正」の違いを解説
「厳格」に似ている語に「厳正(げんせい)」があります。
「厳正」とは、厳格で公正なことをいいます。
「厳格」も「厳正」も、厳しいことをいいます。
しかし「厳格」は、規律をきびしく守ることをいいます。
対して「厳正」は、「厳格」さに公正さを加えた意味です。
一方で、「厳正」というのは、その厳しさが公平で、誰に対しても平等に正しいことを意味するんだよ。ただ厳しいだけでなく、公正さも兼ね備えているんだ。
でも、「厳正」ってのは、その厳しさがみんなに平等で、公平なんやな。つまり、みんなに公平に厳しいってことやんな。どっちも「きびしい」けど、ちょっとずつ意味が違うわけやな。
特定の規則や基準をしっかりと守り、決していい加減にしない態度のことを指すんだ。