「健闘」の意味と使い方や例文！「健闘を称える」とは？（類義語）

健闘の読み方・意味とは？（類義語）

【二字熟語】
健闘

【読み方】
けんとう

【意味】
困難に屈せず、がんばって闘うこと。不利な条件があるのによく努力すること。

「健闘」という言葉は、難しい状況や不利な条件の中でも、決して諦めずに一生懸命戦い続けることを意味しているんだ。

困難に立ち向かい、精一杯の努力をすることを表しているよ。

へぇー、そういうことかいな。つまり、「どんなに大変な状況でも、へこたれずに頑張る」ってわけやな。

不利ながらも、めっちゃがんばってるってことやね。それはすごいことやで、ちょっと大変そうやけど、めげずに頑張る姿勢って大事やな。

【語源・由来】
「健」は「よく。はなはだ。したたか。」
「闘」は「切り合ったり組み合ったりして争う。」

【類義語】
善戦、敢闘

健闘（けんとう）の解説

カンタン！解説

「健闘」という言葉はね、難しい状況や問題があっても、めげずに一生懸命戦ったり、努力したりすることを意味しているんだよ。

たとえばね、「健闘を祈る」という言葉は、誰かが難しい挑戦や試合に臨むときに、その人が最後まで頑張れるようにと願う気持ちを表しているんだ。例えば、友達がサッカーの試合に出るときや、家族が大切な試験を受けるときに、「健闘を祈るよ」と言って、その人が成功することや、いい結果を出せるように応援するんだよ。これは、「頑張って！」「最善を尽くしてね！」という意味で使われる言葉なんだ。

また、「強敵に伍して健闘する」という言葉はね、すごく強い相手や、大きな問題に直面しているけど、それに負けないで一生懸命に戦っていることを表しているんだ。この「伍する」っていうのは、「同じ立場に立つ」とか「肩を並べる」という意味があって、つまり、どんなに困難な状況でも、諦めずに自分の最善を尽くして立ち向かっていく姿勢を示しているんだよ。

だから、「健闘」という言葉は、どんなに困難や不利な条件があっても、諦めずに最善を尽くすことを大切にする心の様子を示しているんだね。

健闘（けんとう）の使い方

健太くん。怪我や逆境に負けず健闘したわね。

金メダルをとれなかったよ。

また四年後があるわよ。

四年後、またこの舞台に立つためにがんばるぞ。

健闘（けんとう）の例文

1. 諸君らの健闘を祈る。
2. 健闘むなしく敗退した。
3. 彼らは互いの健闘をたたえた。
4. 強豪を相手によく健闘したと思う。
5. 結成して間もないにもかかわらず準決勝に進出と健闘した。

健闘の文学作品などの用例

1. ･･･たる小生は切に諸君の健闘を祈る。 内田魯庵「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」

2. ･･･自重健闘を祈る。――　吉田は、紙切れに鉛筆で走り書きをして、母に･･･ 葉山嘉樹「生爪を剥ぐ」

3. ･･･合わせた男女が、互の健闘を慶び、生きていることをよろこび、そのよ･･･ 宮本百合子「解説（『風知草』）」

「健闘を称える」とは？

「健闘」を用いた表現の一つに「健闘を称える（けんとうをたたえる）」があります。

「健闘を称える」の「称える」とは
①ほめていう。ほめる。
②名付けていう。称する。

という意味です。

「健闘を称える」とは、困難に屈せず、がんばって闘ったことをほめることをいいます。

「健闘を称える」という表現はね、人が難しい状況にもめげずに一生懸命に戦い続けたことを認めて、その努力や勇気を褒め称えることを意味しているんだよ。

つまり、相手がどれだけ頑張ったかをきちんと評価するということなんだ。

おお、なるほどなあ！それって、サッカーで言うたら、相手チームがめちゃくちゃ強くても、最後まであきらめへんで一生懸命ボールを追いかける選手を見て、「おお、ようやった！えらいで！」って言うようなもんかいな。

つまり、勝ち負けやなくて、どんなにハードなことに直面しても、最後まで諦めんとがんばる姿勢をほめてんねんな。ええ話やわ～。

【例文】
・お互いの健闘を称え合った。
・健闘を称えて大きな拍手がおくられた。