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「誤解」の意味と使い方や例文!「勘違い」「誤認」「語弊」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
誤解

【読み方】
ごかい

【意味】
ある事実について、まちがった理解や解釈をすること。相手の言葉などの意味を取り違えること。思い違い。

【語源・由来】
「誤」は「あやまる。あやまり」
「解」は「解き明かす。」

【類義語】
思い違い、勘違い、心得違い

【対義語】
了解、理解

誤解(ごかい)の使い方

健太
何で彼女は怒って帰ったのかな。
ともこ
健太くんが誤解をまねくような発言をするからよ。
健太
だめだった?
ともこ
彼女は、健太くんに侮辱されたと誤解してるわよ。謝った方が良いわ。

誤解(ごかい)の例文

  1. 誤解されやすい発言はやめた方がいい。
  2. 健太くんは、手品師を超能力者と誤解している。
  3. ともこちゃんの誤解を解く。
  4. 人の善意を下心と誤解する。
  5. 両者の間には、どうやら誤解があるようだ。

「誤解」と「勘違い」「誤認」「語弊」の違いは?

誤解」と似ている語に、「勘違い(かんちがい)」「誤認(ごにん)」「語弊(ごへい)」があります。

「誤解」と「勘違い」の違いは?

勘違い」は、「間違って思い込むこと。思い違い。」という意味です。

誤解」も「勘違い」も、事実や意味などを取り違えて認識することという意味です。

誤解」は、事実や相手の言動の意味、真意を間違って認識することをいいます。

対して「勘違い」は、何かの原因で、事実と違った認識をしてしまうことをいいます。

誤解」は間違い、「勘違い」は思い違いをいいます。

「誤解」と「誤認」の違いは?

誤認」は、「誤ってそれと認めること。見まちがえること。」という意味です。

誤解」は、知識不足や能力不足から生じる間違った認識をいいます。

対して「誤認」は、「誤認逮捕」のように、違うものをそうだと誤って認めることをいうので意味が違います。

「誤解」と「語弊」の違いは?

語弊」は、「言葉の使い方が適切でないために誤解を招きやすい言い方。また、そのために起こる弊害。」という意味です。

語弊」は、誤解を招きやすい言い方をいい、話し手の力量不足をいいます。

対して「誤解」は、間違って認識してしまうことをいうので、主に、聞き手の力量不足をいいます。

ただし、「誤解をまねく言い方」というように、話し手の力量不足として使うこともあります。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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