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「誤認」の意味と使い方や例文!「事実誤認」とは?(類義語)

【二字熟語】
誤認

【読み方】
ごにん

【意味】
誤ってそれと認めること。見まちがえること。

【語源・由来】
「誤」は「あやまる。あやまり」
「認」は「物事をそれと見きわめる。」

【類義語】
思い違い、勘違い、心得違い

誤認(ごにん)の使い方

健太
昨日UFOを見たんだ。
ともこ
衛星と誤認しただけじゃないの?
健太
衛星があんな不規則な動きをするかな。
ともこ
いつもみたいに寝ぼけていたんじゃないの?

誤認(ごにん)の例文

  1. 犯人を誤認する。
  2. 民間機と軍用機を誤認した。
  3. 警察は健太くんを誤認逮捕した。
  4. 人を熊と誤認して撃った。
  5. 日本人は、海外で中国人と誤認されるケースが多い。

「事実誤認」とは?

誤認」を使った語に「事実誤認(じじつごにん)」があります。

事実誤認」は、「事実を誤って認識すること」という意味です。

刑事裁判において「事実誤認」とは、「判決に影響を及ぼすべき重大な事実の誤認」がある場合、上告裁判所は原判決を破棄することができる(刑事訴訟法第411条)。

【例文】

  1. この歴史書は、事実誤認が多い。
  2. 説明できないのだとすれば、どこかに事実誤認があるはずだ。
  3. 弁護側は、一審判決には事実誤認があるとして無罪を主張した。