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「業腹」の意味と使い方や例文!読み方はごうはら?ごうふく?ぎょうふく?(類義語)

【二字熟語】
業腹

【読み方】
ごうはら

【意味】
非常に腹の立つこと。怒りに堪えないこと。しゃくにさわること。いまいましいこと。

【語源・由来】
「業」は「怒りの心。」
「腹」は「はら。」

【類義語】
癪に障る、立腹、地団太を踏む、柳眉を逆立てる、はらわたが煮えくり返る

業腹(ごうはら)の使い方

ともこ
健太くん。謝りに行ったらどう?
健太
こっちから頭を下げるなんて業腹だよ。
ともこ
負けるが勝ちっていうじゃないの。
健太
しょうがない。今回はこっちが引き下がってやるか。

業腹(ごうはら)の例文

  1. 私はそうなると、お神さんのあるのが業腹で帰してやるのがいやなんです。(徳田秋声、仮装人物)
  2. このまま大人しく引き下がるのは業腹だ。
  3. 誤解されたままにしておくのも業腹だ。
  4. あんな性格に難があるやつに負けるのは業腹だ。
  5. ここでやめるのも業腹じゃないか。

読み方はごうはら?ごうふく?ぎょうふく?

業腹」は、「ごうはら」と読みます。

業腹」の「業」は、音読みで「ギョウ・ ゴウ」、訓読みで「わざ」と読みます。
業復」の「腹」は、音読みで「フク」、訓読みで「はら」と読みます。

なので「ごうふく」や「ぎょうふく」とも読めそうですが、「ごうはら」と読み、非常に腹の立つことを意味する語です。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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