【二字熟語】
業腹
【読み方】
ごうはら
【意味】
非常に腹の立つこと。怒りに堪えないこと。しゃくにさわること。いまいましいこと。
【語源・由来】
「業」は「怒りの心。」
「腹」は「はら。」
【類義語】
癪に障る、立腹、地団太を踏む、柳眉を逆立てる、はらわたが煮えくり返る
業腹(ごうはら)の使い方
健太くん。謝りに行ったらどう?
こっちから頭を下げるなんて業腹だよ。
負けるが勝ちっていうじゃないの。
しょうがない。今回はこっちが引き下がってやるか。
業腹(ごうはら)の例文
- 私はそうなると、お神さんのあるのが業腹で帰してやるのがいやなんです。(徳田秋声、仮装人物)
- このまま大人しく引き下がるのは業腹だ。
- 誤解されたままにしておくのも業腹だ。
- あんな性格に難があるやつに負けるのは業腹だ。
- ここでやめるのも業腹じゃないか。
読み方はごうはら?ごうふく?ぎょうふく?
「業腹」は、「ごうはら」と読みます。
「業腹」の「業」は、音読みで「ギョウ・ ゴウ」、訓読みで「わざ」と読みます。
「業復」の「腹」は、音読みで「フク」、訓読みで「はら」と読みます。
なので「ごうふく」や「ぎょうふく」とも読めそうですが、「ごうはら」と読み、非常に腹の立つことを意味する語です。