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「根性」の意味と使い方や例文!「根性論」とは?(類義語)

【二字熟語】
根性

【読み方】
こんじょう

【意味】
①その人の本来的に持っている性質。しょうね。また、あるものに特有の性質。
②物事をあくまでやりとおす、たくましい精神。気力。

【語源・由来】
「根」は「物事に耐えうる気力。」
「性」は「生まれつき。本来の性質。」

【類義語】
気力、精神力、ガッツ

根性(こんじょう)の使い方

ともこ
健太くん。もうばててしまったの。
健太
もう無理だ。限界だよ。
ともこ
根性見せなさいよ。次の試合で勝ちたいんでしょう。
健太
勝ちたいけど、今日はもう無理だよ。

根性(こんじょう)の例文

  1. 健太くんの甘え切った根性を叩きなおしてやる。
  2. 健太くんのような根性腐りに用は無い。
  3. 根性魂で、休むことなく働き続け体調を崩した。
  4. 根性悪な健太くんなら、そういう意地悪をしてもおかしくない。
  5. 本気でやりたいなら、根性を入れ替えて出直してくるがいい。

「根性論」とは?

根性」を用いた表現に「根性論(こんじょうろん)」があります。

根性論」は、強い精神力があれば、何事も成し遂げられるとする考え方をいいます。

【例文】

  1. 根性論でみんなでがんばろうと押し通す方法はもう古い。
  2. 昭和の時代、根性論で1000本ノックを受けたものだ。
  3. 根性論ではなく理論でスポーツをしないと身体を壊す。