【二字熟語】
剛柔
【読み方】
ごうじゅう
【意味】
かたいこととやわらかいこと。強いこととやさしいこと。
【語源・由来】
「剛」は「強くて堅い。丈夫で堅いもの。」
「柔」は「やわらかい。しなやか。おだやか。やさしい。おとなしい。」
【類義語】
堅脆
剛柔(ごうじゅう)の使い方
健太くんが習っている空手には、極意があるの?
柔よく剛を制す、剛よく柔を断つの二つを合わせて剛柔一体というんだ。それが、多くの格闘技で極意とされているよ。
日常生活でも活かせそうね。
凝り固まらずに、時に強く、時にしなやかに、臨機応変に適切な手段をとる人が成功するからね。
剛柔(ごうじゅう)の例文
- 緩急と剛柔の均整をえた処理を行う。
- 剛柔を巧みに使い攻防に即応する。
- 剛柔自在の攻撃を健太くんは巧みにかわした。
- 健太くんは、剛柔流の空手を習っている。
- その選手は、剛柔合わせ技のゴールで、完全に試合を掌握した。
「緩急剛柔」とは?
「剛柔」を用いた四字熟語に「緩急剛柔(かんきゅうごうじゅう)」があります。
「緩急剛柔」とは、寛大に接したり、厳しく接したり、時には頑固に、時には柔和に接すること。相手に対して、適切な対応が自在にできることをいいます。
「緩急」は、ゆるやかであることと、きびしいこと。
【例文】
- 緩急剛柔を使い分ける投球に期待が膨らむ。
- 緩急剛柔を使い分けて、生徒一人一人に合わせた指導をする。