愚挙の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
愚挙
【読み方】
ぐきょ
【意味】
ばかげた行い。愚かな企て。
そんなんせんでもええのに、とんでもないこと始めちゃうみたいな。そういう計画を立てたり、行動したりするのはノーサンキューやな。
【語源・由来】
「愚」は「おろか。ばか。」
「挙」は「ふるまい。」
【類義語】
暴行、愚行、非行、乱行、醜行、暴力、狼藉
愚挙(ぐきょ)の解説
「愚挙」という言葉はね、すごくばかばかしいことをすることや、全然賢くない計画のことを言うんだよ。
例えばね、「何度捕まっても再び犯罪を犯すのは愚挙としか言いようがない」っていうのでは、誰かが何回も同じ過ちを繰り返して、また悪いことをすることを指しているんだ。これはとても賢いことではないよね。人は間違いから学ぶべきなのに、同じ問題を何度も繰り返すと、それはもう愚かな行動、つまり「愚挙」なんだよ。
また、「あの場面を思い出すと笑いがこみあげてくるが、その話を蒸し返すような愚挙はしない」〈中空・鳥飼否宇〉っていうのは、何かおかしいことがあって、それを思い出すだけで笑ってしまうけど、その話題をわざわざもう一度出すのはばかげているって言いたいんだ。つまり、それは無駄なことで、問題をまた大きくするだけだから、賢い選択ではないっていう意味なんだね。
だから、「愚挙」という言葉は、人がする行動や計画が、とっても賢くなくて、馬鹿馬鹿しいって意味があるんだよ。
愚挙(ぐきょ)の使い方
愚挙(ぐきょ)の例文
- 愚かだとは思っていたけれども、こんな愚挙に出るとは。
- 海外で感染症が蔓延している今、入国を許可することは愚挙だと思われた。
- 客観的にみたら何の価値もない愚挙だったかもしれない。
- ある人から見たら壮挙だし、ある人から見たら愚挙だろう。
- 無謀や愚挙はしない性格です。
愚挙の文学作品などの用例
「愚挙」と「愚行」の違いを解説
「愚挙」に似ている語に「愚行」があります。
「愚行」は「考えの足りない、ばかげた行い。」という意味です。
「愚挙」も「愚行」もよくない行為をいう語です。
しかし、「愚挙」のほうが文章語的な表現で、日常会話では「愚行」が使われることが多いという違いがあります。
一方で、「愚行」というのは、単純に考えが足りないばかばかしい行いのことを指しているよ。大体の場合、小さな決断や行動のことを言うんだ。
そして、「愚行」は、日々のちっちゃなバカな行いのことやな。こっちは、もうちょっと日常的な、「あー、またやっちゃった」みたいなおっちょこちょいのやらかしやな。大きな失敗か小さな失敗か、そんな感じで違うんやね。
賢明ではない選択を指している言葉だね。